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地方競馬（ＮＡＲ）の、グランプリ2006表彰が行われました。中央ではディープインパクトが年度代表馬に選ばれましたが、地方競馬（ＮＡＲ）の年度代表馬はアジュディミツオーでした。

地方競馬全国協会はＮＡＲと呼ばれ、中央競馬のＪＲＡと並び日本の競馬会を支えています。地方競馬は中央競馬と違い、土日だけではなく平日開催があったり、夏はナイター開催もあります。

それゆえに、地方競馬で馬作りをするのはローテーション管理が大変です。その中でアジュディミツオーは、川崎記念・かしわ記念・帝王賞と交流Ｇ１で３勝して、２年連続でＮＡＲの年度代表馬に選ばれました。アジュディミツオー陣営も、ドバイＷＣ遠征を視野に入れているようです。

今回ＮＡＲグランプリでは、中央でもおなじみの内田博幸騎手が最優秀騎手賞を受賞しました。地方競馬の年度代表馬アジュディミツオーをはじめ、フリーオーソで交流Ｇ１全日本優駿を制覇。中央でもＧⅢオーシャンステークスを、人気薄のネイティブハートで制覇しています。

地方競馬は開催日が多いこともあり、内田騎手は地方で463勝、中央で61勝をあげて、年間524勝を達成しました。この数字は佐々木竹見元騎手が持っていた、年間505勝を大きく塗り替える、ＮＡＲ新記録となりました。

また地方競馬から海外競馬にチャレンジして、見事Ｇ１を制覇したコスモバルクと五十嵐冬樹騎手には、ＮＡＲの特別賞が贈られました。

そして新人騎手賞は山本茜騎手が、ＮＡＲとして始めての女性騎手としての受賞。最優秀調教師には、アジュディミツオーを管理する、川島正行調教師が選ばれました。

今年は地方競馬の馬たちも、中央競馬のみならず海外にもどんどん進出して、ＮＡＲの話題となってもらいたいですね。

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