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阪神競馬土曜のメインレースは、第16回のGⅢアーリントンカップ。新馬と500万下連勝中のトーセンキャプテンと、GⅠ朝日杯２着のローレルゲレイロに注目が集まりそうです。

現在３歳牡馬はフサイチホウオーが主役で、ドリームジャーニーが続く形です。オーシャンエイプスはきさらぎ賞の結果を見るとまだ成長途上、ディープインパクトの弟ニュービギニングも共同通信杯の結果からは、まだ力不足の印象です。

今週行われるアーリントンカップは、阪神競馬場の開幕集初日。当然馬場状態は良いはずですから、本当の意味でのマイルのスピード競馬になりそうです。特にトリッキーだったコースも、現在はとても走り易いコースに変わっています。アーリントンカップの結果は、春のクラシックへ続く可能性が大きいと思います。

まず朝日杯で惜しくも２着となった、ローレルゲレイロが出馬する事が大きい。シンザン記念はやや後方の位置取りで３着でしたが、現在のトップレベルにある馬の１頭です。この馬に勝てるかどうかが、他馬にとっては力を比較するポイントです。

また下位条件から勝ち上がってきた馬では、トーセンキャプテンに期待しています。母の父がサンデーサイレンスで、父がジャングルポケットの配合ですから、フサイチホウオーと同じです。新馬と500万条件をきっちり勝ち上がっての出走。阪神競馬場の開幕週で時計が早くなった場合の対応も、トーセンキャプテンには問われそう。

他にも１勝馬に注目したい馬もいますが、登録が多いので賞金400万円の馬は抽選になりそうです。いずれにしても直線に坂がある半身競馬場のコースですから、皐月賞へ向けてこのレースを勝てればといった感じにもなりそうです。特に１勝馬の場合には、賞金加算に繋がりますからね。

今週の土曜日は、アーリントンカップをじっくり見てみたいと思います。クラシックへ向けてもあるでしょうし、NHKマイルCなどのマイル路線で活躍する馬が出てくる可能性もありそうです。