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ドリームジャーニーが今週の中山競馬場日曜日のメインレース、弥生賞から始動します。２歳チャンプの初戦は勝てないというジンクスを、果たして破ることが出来るのでしょうか。

ドリームジャーニーは昨年暮れのGⅠ、朝日杯ＦＳを殿一気の追い込みで制覇。朝日杯の勝ち馬が最優秀２歳牡馬に選ばれる流れを引き継いで、昨年の最優秀２歳牡馬に選ばれました。

ただ２歳チャンプは年明け初戦を勝てないジンクスがあり、ここ10年間で勝てたのはエイシンチャンプのみ。残りの９頭は年明け初戦で敗北を喫しています。特にここ数年は朝日杯がマイル戦である事から、クラシックを狙う組が出走しない傾向なので、レベルの低下も言われています。

ドリームジャーニーは今回、中山競馬場の内回り2,000mの弥生賞に出走します。朝日杯は外回りコースだったので、追い込みが聞きましたが弥生賞は追い込みずらい内回りコース。はたしてドリームジャーニーは、どういったレースをするのか。

今回の弥生賞には、アドマイヤジャパンの弟になるアドマイヤオーラが出走します。シンザン記念では先行して鋭い決め手を見せています。また京成杯２着のメイショウレガーロや、前走京都の2,000mを逃げ切ったモチ等、逃げ先行勢に強豪が集結しています。

果たして多頭数の中山内回りを、ドリームジャーニーは追い込むことが出来るのか。１ハロン短い中山記念では、ローエングリンが逃げ切っています。馬場状態も良さそうですし、３歳チャンプのドリームジャーニーにとっては、弥生賞はちょっと難しいレースになるかもしれません。

また弥生賞は皐月賞へのステップレースであるとともに、３着以内に入って皐月賞の権利を取りたい馬も多く出走します。すでに賞金順で権利があるドリームジャーによりも、そういった目いっぱい仕上げて、目いっぱい走らせる必要がある馬。そういった抽選で出走権を得た馬に注意が必要かもしれません。

いずれにしても皐月賞に向けて、弥生賞は本番と同じコース同じ距離ですから、レースの内容には充分注意して見てみたいと思います。

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