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中山競馬場今週日曜のメインレースは、第39回ダービー卿ＣＴです。ＧⅠ安田記念に向けて、マイラーたちが集結します。高松宮記念組みとは別路線の馬達の戦い、抜け出すのはどの馬でしょうか。

まず注目したいのは、前走好時計で強い勝ち方をした、ピカレスクコート。昇級初戦となりますが、スローペースをきっちり折り合って差しきった前走の内容は及第点。ここで突き抜ける強さを見せることが出来るのか、あるいはクラスの壁に阻まれるか、注目したい一頭です。

ダービー卿ＣＴが行われる中山競馬場の芝1,600mは、内枠の逃げ馬が有利。ただペース次第では外からの追い込みが決まる外回りコース。追い込みが決まるレース展開になった場合は、ダインスインザモアが浮上してきます。

ダンスインザモアは前走出遅れが響き、最後追い込んで３着まで。前々走は追い込みが決まって、直線一気に突き抜けるレース。ニシノデューが飛ばす展開になれば、チャンスがまわってきそうですね。

また昨年のＮＨＫマイルＣを制したロジックが、適距離に戻って参戦してきます。調教はＤＷコースでラスト１ハロンを1秒６をマークして、しっかりと首を下げて伸びきるような動きでした。ＮＨＫマイルＣの時には、武豊騎手が上手く東京競馬場の馬場の良い内をすくった感もあります。ただロジックも、ＧⅠウィナーである以上そろそろ復調がありそうな気配です。

他にはこのところ成績が上がっていませんが、マイルならばのコイウタ。前走ハイペースでいったんは抜け出した、インセンティブガイも走破圏内。

ダービー卿チャレンジＣＴは、安田記念に向けての第一弾のステップレース。春のマイル王へ向けて、ここを勝った馬、好走した馬にはチャンス到来といったところです。

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