競馬情報と競馬予想

中山競馬のメインレース、第44回ＧⅡ弥生賞のレース予想をお届けします。本番皐月賞へ向けてのトライアルレース、同じ中山競馬場2,000ｍで行われますので、結果が問われるレースです。

まず1番注目が集まるのは、朝日杯を勝って２歳チャンピオンになった蛯名騎手のドリームジャーニー。２ヶ月半の休養明けのレースとなり、弥生賞は皐月賞へ向けてのたたき台とも取れるレースです。

前走のシンザン記念を快勝した、武豊騎手のアドマイヤオーラ。中山競馬場は今回が初めてで、こちらも本番へ向けてのたたき台と言えそう。そうなるとむしろ弥生賞は、このレースに掛けている陣営の馬を狙うべきかもしれません。

逃げるのは川田騎手のモチ、あるいは後藤騎手のサムライタイガース。１番ゲートに入った田中勝騎手のノワールシチーも前に行くタイプ、御木本騎手のインパーフェクトも、今回は権利取りのために積極的な競馬をしそうです。

中山競馬場の2,000ｍは、1,800ｍに比べるとスタートから直線の坂を上る為、１コーナーまでに流れが落ち着きやすいため、それ程ハイペースにはならないでしょう。

今回そこを見せていないということで、吉田豊騎手のココナッツパンチに注目します。まだ一戦一勝の馬ですが、スローペースを折り合って抜け出すあたり、期待が持てます。切れ味鋭く血統的にも距離が伸びてこそのタイプ。弥生賞から新星誕生に期待したいと思います。

２番手はやはり武豊騎手のアドマイヤオーラは、外せないでしょう。とにかく安定していますし、前走で折り合いと追ってからの反応の良さを見せています。武豊騎手も一昨年のディープインパクト、昨年のアドマイヤムーンで弥生賞は２連勝中。相性のいいレースで、今年は３連勝が掛かっています。

３番手には武幸四郎騎手の、メイショウレガーロを抜擢します。前走は後藤騎手が大事に乗りすぎた感じで、今回は乗りなれた武幸四郎騎手。思い切ったレースが持ち味の騎手に戻り、内枠からどういったレースを見せるのか、期待したいと思います。

ドリームジャーニーの取捨が難しいのですが、今回は休み明けであることと、脚質が不向きなコースである事から見送ります。また人気の一角、岩田康騎手のタスカータソルテは、今回試金石と言うことでレース内容に注目しています。ただ狙いどころは今回では無いように思えます。

個人的には御木本騎手のインパーフェクトに、期待を持っています。地方の名手が中央にちょくちょく顔を出すようになりましたが、まだ思ったほど活躍していません。さすがは御木本と言わせるような騎乗が、まだ潜んだまま。そろそろ何かやりそうな予感も密かにしています。

中山競馬のメイン、第44回弥生賞のレース予想は、本命がココナッツパンチ。アドマイヤオーラ、メイショウレガーロの順です。

推奨の買い目は、２-４-８の馬連とワイドのボックス。トータル６点です。

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