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中山競馬場の土曜びメインレース、第55回ＧⅡ日経賞のレース結果をお届けします。北村宏騎手のネバブションが直線鋭く伸びて快勝、春の天皇賞へむけ名乗りを挙げました。

日経賞は後藤騎手のインテレットが淡々とした逃げを打ち、３コーナーから４コーナーに掛けて徐々にペースが上がる展開、蛯名騎手のエリモエクスパイヤと松岡騎手のブラックタイドが早めの仕掛け。ただ２頭とも伸びがなく、代わりに横山典騎手のマツリダゴッホが直線で先頭へ。

横山典騎手の仕掛けはやや早いともいえましたが、前半がゆったり流れたレースだったので、早め先頭から押し切りを計ったようです。

しかしながら直線半馬では、先行勢を見ながら脚をためていたネバブションが、北村宏騎手の右ムチに応えて豪快な伸び。マツリダゴッホをあっという間に交わして先頭ゴール。

マツリダゴッホは２着に粘れるかと思えたのですが、最後は武士沢騎手が乗るトウショウナイトに差されて３着まで。天皇賞を考えると、もうひと粘り欲しい結果でした。トウショウナイトは斤量を２キロ余計に背負っていますから、２着といえども強さを示す結果となりました。

日経賞は上位３頭が抜け出すような結果となり、４着以下はやや力に差があると言える結果でした。まだまだ混沌としている古馬長距離界、春の天皇賞まではまだ勝負付けはお預けのようですね。

中山競馬の払い戻し結果は、JRAホームページからご覧下さい。

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