第67回GⅠ皐月賞予想その一
今週の日曜日、中山競馬場のメインレースはGⅠの第67回を迎える皐月賞。まず今の段階での予想となれば、やはり中心はフサイチホウオーということになりそうです。
皐月賞のここ10年は大西騎手(現在は引退)のサニーブライアンと、横山典騎手のセイウンスカイが逃げて買っています。ただしそれ以外は差し、追い込み馬が多く活躍しています。皐月賞予想をする上で、頭に入れておきたいと思います。
皐月賞が行われる中山競馬場の芝2,000mは、おくの引き込みからスタートをしてスタンド前を通過します。1コーナーまでが長くゴール前に坂があるので、本来ならば逃げ先行勢がポジションを取りやすく有利に進めるコース。
しかし最近は逃げ馬は勝てず、2004年に2番手から抜け出したダイワメジャーが勝ったのが目立つ程度です。今年の皐月賞で中心となるフサイチホウオーは、抜け出して並んだら交わされない底力が身上の馬。ダイワメジャーのように、早めに動いて後続をシャットアウトできるのかがポイントになりそうです。
皐月賞を予想する上で2番手は弥生賞を長くいい脚を使って勝った、武豊騎手のアドマイヤオーラが現状では無難なところでしょう。スローペースで早い上がりを使える脚、前走の中山ではロングスパートに対応できるところを証明しています。直線はややふらついたようですが、血統的にも魅力ある一頭です。
皐月賞のその後の評価は、デビュー3戦目のココナッツパンチを吉田豊騎手がどう折り合わせ乗れるのか。あるいは前走後方一気の脚を見せたフライングアップルが、また同じように横山典騎手が乗れるのか。まだ底を見せていないヴィクトリーを、田中勝騎手がどう乗るか。
他にも挙げればきりはありませんが、人気の盲点になりそうな藤田騎手のローレルゲレイロや、良貨中のニュービギニングも四位騎手との新コンビで、侮れない存在です。
今年の皐月賞は本命視されているフサイチホウオーがトライアルを使っていないこと、直接対決していないか、対決しても決定的な差をつけられていない馬も多く、予想が難しそうですね。もっともそれゆえに、レースは何が勝ってもおかしくないようなメンバー。先日のニュージーランドTのような結果も無いとは言えない感じです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070409-00000026-dal-horse
Posted by taketoshi : 19:07 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲
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