第67回GⅠ皐月賞の追いきり
第67回GⅠ皐月賞へ向けて、各陣営共に入念な追いきりが行われています。中山競馬場が初めてになるフサイチホウオーも、中山コースを意識するような一瞬のキレを生かす調教をしたようです。
皐月賞へ向けて無敗のまま1冠目を制覇したい、フサイチホウオー。東京競馬場と違い直線が短く混戦になる内回りコースは、一瞬の切れ味で抜け出す競馬が理想。追いきりは坂路52秒1で、併走したビーオブザバン(牡4、1000万下)に半馬身遅れながら、並んで交わす脚に鞍上のアンカツはご満悦のようです。
皐月賞で対抗になりそうなアドマイヤオーラは、岩田康騎手を背にDWコースで6ハロン87秒6-3ハロン39秒9-11秒6をマーク。終い重点の松田博厩舎流の追いきりで、絶好の動きを披露しています。弥生賞で見せた前々の競馬が出来れば、逆転候補の筆頭とも言えそうです。
スプリングSを見事な追い込みで制したフライングアップルは、横山典騎手が乗り3頭併せの一番外で併入。南芝コースでの追いきりで、5ハロン61秒7-3ハロン36秒2-12秒2をマーク。手綱を取っていた横山典騎手は、素晴らしい動きだったと話しています。過去に2回負けているフサイチホウオーに、3度目の正直とばかりに、勝つことが出来るでしょうか。
皐月賞で戦後史上最小キャリアの勝利を狙うココナッツパンチは、ミレニアムカースル(牡3、500万下)を1秒追いかけて、直線外からあわせてそのまま併入。美浦坂路で4ハロン54秒6-36秒8-11秒9を馬なりでマークする追いきり。一週前にビッシリと追いきっているので、オーバーワークにならない程度の追いきりだったようです。
他にも皐月賞の追いきりは、朝日杯FSの覇者ドリームジャーニー等、各陣営共に入念に行われ満足の行く結果だったようです。ただディープインパクトの半弟として期待されていたニュービギニングは、四位騎手が大事に乗りすぎたようで、池江郎調教師は金曜日にもう一度時計を出すと言っています。追い込みが決まる流れならば、一番の惑星候補なので要チェックですね。
Posted by taketoshi : 22:30 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲
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