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中山競馬場の日曜メインレース、第67回GⅠ皐月賞のレース予想をお届けします。トライアルを勝ったアドマイヤオーラが１番人気、無敗のフサイチホウオーが２番人気になっています。

アドマイヤオーラの父、アグネスタキオンは皐月賞馬で、同じレースを走ったフサイチホウオーの父、ジャングルポケットは３着。その後アグネスタキオンは引退し、ジャングルポケットはダービーを制しています。子供の世代になって、もう一度対決が実現することになったわけです。

皐月賞を予想する上で、最内枠に入ったフサイチホウオーをどう評価するかがポイントになります。天候は何とか持ちそうなので、芝は良のままでレースが行われます。重になれば評価を下げたくなる枠でしたが、良馬場ならばよほど大きく出遅れない限りは包まれる心配は無さそうです。フサイチホウオーにとっては、共同通信杯以来になるレース間隔だけが気がかりな点となります。

対するアドマイヤオーラは、皐月賞トライアルの弥生賞では本番を意識して、武豊騎手が早めに動くレースをしています。着差以上に強い内容のレースだったので、アドマイヤオーラを予想の中心とする人が多く１番人気となっているようです。皐月賞がハイペースになった場合に、どういった対応が出来るのかがポイントとなりそうです。

他には８枠の吉田豊騎手が乗るココナッツパンチ、横山典騎手が乗るフライングアップル、田中勝騎手が乗るリンカーンの弟ヴィクトリー。他に２歳王者の蛯名騎手が乗るドリームジャーニー、毎日杯を勝った藤岡佑騎手が乗るナムラマース辺りが人気になりそうです。

皐月賞はおそらく松岡騎手のサンツェッペリンが逃げ、武幸騎手のアサクサキングスと川田騎手のモチが絡む展開、ハイペースになりそうな感じです。少なくともスローペースにはならないだろうと予想したうえで、皐月賞の最終予想をしていくことにしました。

今年の皐月賞は早い流れから抜け出して、終いもしっかり走れる馬ということで、中心はアンカツのG１連勝も期待してフサイチホウオー。対抗は武豊騎手のアドマイヤオーラ、両馬からは差がありますが穴で藤田騎手のローレルゲレイロと、柴田善騎手のエイシンピーシーに期待します。

推奨馬券は馬連１-15、ワイド１-15、1-2、1-14、枠連1-7の５点です。