東京競馬第74回日本ダービー(GⅠ)のレース予想
東京競馬第74回日本ダービー(GⅠ)のレース予想をお届けします。気になっていた雨の影響は無さそうで、馬場状態は良好のもよう。フサイチホウオーが父ジャングルポケットと同じ道を歩めるのかが、大きなポイントですね。
東京競馬場の2,400mは、最後の長い坂のある直線をへこたれずに登りきった馬が勝つコース。理想としてはこの東京競馬場の直線を経験していることとなります。もちろんダービーに向けて、各陣営とも一度は使っている馬が多いはず。
ダービーで一番人気になるフサイチホウオーは、父のジャングルポケットと同じように広いコース向きの馬。中山競馬場の皐月賞では、内に包まれて脚を余したレース。共同通信杯で見せたように、東京競馬場は相性が良さそうに思えます。
最近ではエージェントの暗躍で、武豊騎手に集中していた有力馬が分散。アンカツこと安藤勝己騎手もその恩恵で、有力馬に多く騎乗してGⅠタイトルを増やしています。元々が腕のある騎手でもあり、アンカツがフサイチホウオーで負ける可能性低そうです。この馬が予想の中心となるでしょう。
フサイチホウオーには早めに抜け出した場合の不安はありますが、外枠を引いたことからじっくりと乗りこなすには絶好の状況。ただとなりがアサクサキングスとヴィクトリーといった、逃げてなんぼの馬。引っ掛からないようにだけは注意してほしいところです。
ダービーで2番手に推奨したいのは、藤岡騎手のナムラマース。配合的にも底力がありそうで、豊富なレース経験も魅力。皐月賞ではゴチャついたのが災いした感じですが、毎日杯では青葉賞を買ったヒラボクロイヤルを完封。藤岡騎手にとっても、ヴィクトリアマイルを松岡騎手が勝ったことはいい刺激になりそうです。
東京競馬場の経験値と、常に負けてなお強しの印象を残すのがローレルゲレイロ。本来マイル系の配合と言えるのですが、父のキングヘイローは本来中長距離の血統。競って弱いのはお坊ちゃんのお父さんが影響している感じもありますが、本田騎手の置き形見。そろそろ最強の1勝馬といった称号を返上したいところです。
ダービーは競馬ファンにとっては、年に一回のお祭り。予想は好きな馬を買うことが、究極のダービー予想。そういった意味では、本音は大好きだった本田騎手が大事に乗っていたローレルゲレイロに勝って貰いたいところです。
とは言え冷静なダービー予想は、フサイチホウオー本線にナムラマースとローレルゲレイロの順になります。
推奨の買い目は、フサイチホウオーからの流しで11-15と13-15の馬連。11-13-15の三連複の合計3点に絞ります。
年に一回の東京競馬場で行われる日本ダービー、予想に迷ったら好きな馬か好きな騎手に投票してみてはいかがでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070526-00000010-kiba-horse
Posted by taketoshi : 23:24 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲
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