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阪神競馬場で行われた、第74回GⅠ桜花賞のレース結果をお届けします。凱旋門賞へ夢が広がるような、ハープスターの豪脚が炸裂しました。

ゆっくりと大外枠からスタートして離れた最後方から詰め寄り、直線は3F32.9で豪快に追い込んでの楽勝。

1分33秒3の勝ち時計も優秀で、2着レッドリヴェールとの着差はクビでした。しかしそれ以上の強さ、凄さをハープスターは見せてくれました。

もうこうなるとオークスに行くのか？いやいやダービーに行っても良いのでは？などというよりも、凱旋門賞を狙ってもらいたい逸材と言えそうです。

確かに休み明けで2着のレッドリヴェールも強いし、追い込み一辺倒の脚質には阪神JFの取りこぼしをみても不安がないわけではありません。

また常に最後方からの追い込みなので、馬にかなりの負担がかかっていることも事実です。とは言えハープスターのような馬は、先行して持ち味が活きるとも思えないのが特徴。

幸いにも凱旋門賞は直線が長く、更に今年参戦すれば3歳牝馬なので斤量も軽いのでハープスターには有利な条件が揃います。

かつては牝馬で日本ダービーを制したウォッカが、宝塚記念で敗れて凱旋門賞を諦めた経緯があります。

競馬ファンとしては桜花賞は単なるステップ、いやオークスも同じこと。ハープスターには凱旋門賞に挑戦して貰いたいと思っています。

キズナとハープスターが凱旋門賞で覇を競い合う、今年こそは重い扉を開くチャンスなのでは？そう思えてならなくなる、第74回桜花賞のレース結果報告になりました。