競馬予想のあとはスマホでオンラインカジノ・バカラを楽しんじゃおう!

トップページ >海外の競馬情報> 2014年凱旋門賞の結果はトレヴの2連覇!騎手の差が出たレースなのか?

2014年凱旋門賞の結果はトレヴの2連覇!騎手の差が出たレースなのか?

2014年の凱旋門賞は、昨年に続いてトレヴが連覇。鞍上は前走からTジャルネ騎手に乗り戻り、今年もまた後続を離して(2馬身)の勝利。

今回凱旋門賞でポイントになったのは、内ラチの仮柵が取り払われていたこと。これによりインコースは緑の絨毯になっていたわけです。

日本でも仮柵を外した後はインコースの取り合いになるのですが、凱旋門賞は日本と違い20頭(日本のレースは現在最大18)立て。

もちろん枠順もありますが、騎手はいかにこの馬場の良い所を通らせるか?まさに腕の見せどころでもわるかけです。

トレヴはジャルネ騎手で昨年の凱旋門賞を勝ちましたが、それ以前は一度デットーリ騎手に手綱が変わっています。また昨年のレース後に、またデットーリ騎手に戻るということの繰り返し。

じゃルネ騎手にとってみれば、前走のヴェルメイユ賞で騎乗機会が戻るも4着。しかしこのレースは、今思うと勝つ気が無かったとも言えそうな内容。まさに凱旋門賞で勝つことを目標として、この2年間トレヴ陣営は動いたと言っても過言ではなさそうです。

対して日本の3頭はどうだったかというと、ジャスタウェイの福永祐一騎手はインコースを上手く走らせるのですが直線で伸びず。
この結果だけでは何とも言えませんが、距離の壁が有るのかもしれません。

ハープスターの川田騎手は終始後方で内ラチ沿いを走らせるのですが、勝負どころのフォルスストレート終盤から外へ進路を取ります。
結果は最後方から追い込んで6着、負けても一番見せ場があった内容でした。

ゴールドシップの横山典弘騎手は最後方から進み、フォルスストレートに入ると早々と外から進出。直線へ向くときには馬群に弾かれるようにして大外に出て伸び切れず14着。

ジャスタウェイだけはヨーロッパ型の競馬になりましたが、ハープスターとゴールドシップは典型的な日本型追い込み競馬。

凱旋門賞が行われるロンシャン競馬場は癖のあるコースで、『フォルスストレート』という偽りの直線が最終コーナー前に用意されています。
日本の3、4コーナーとはちょっと違う形態です。

ここで我慢して直線で内をつくか、あるいは団子状態なら直線まで我慢して外へ持ち出すか?大抵の場合は前者で、後者を選択するとまず失敗する確率が上がります。

ヨーロッパでは内をついて不利があっても仕方がないが、外へ行って届かないと騎手のミスと言われがち。横山典弘騎手と川田将雅騎手は、まさに日本型の競馬でヨーロッパ競馬に順応出来ない乗り方をしたということですね。

たしかに日本式の競馬で凱旋門賞を取れれば理想的ですが、『郷に入れば郷に従え』のことわざがることも理解するべき。
アウエーにあった戦い方というのも必要です。

逆に最近はヨーロッパの馬がジャパンカップに来ても、日本的なスピード勝負で負けることが多々あります。スタートから飛ばす日本の流れについていけないのでしょう。

JRAの競馬がココ数年は外国人騎手の活躍と、公営から転向した騎手の活躍が目立ちます。競馬学校騎手課程からJRAで育ってきた騎手は、徐々に活躍の機会が奪われている現状。

奇しくも同じ日に新潟競馬場で行われたスプリンターズステークス、公営出身の岩田康誠騎手は直線で内の厳しいところをこじ開けて2着。
もし彼がハープスターかゴールドシップに乗っていたら?ちょっとワクワクしてしまいます。

日本馬が凱旋門賞を勝つとしたら、公営競馬出身の騎手で臨むことも一つの方法かな?とも思います。
馬はもちろん海外では日本より激しいレースが多いので、それに対応できる乗り手が必要に感じる2014年の凱旋門賞でした。

Posted by taketoshi : 23:52 | Comments (0) | Page Top ▲

comments

コメントを投稿

(はじめてコメントされる場合、管理者の承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。再度コメントを投稿する必要はありません。)